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2024.11.15
テープ基材(支持体)と粘着テープの種類を紹介。ラミネート加工はどのように使用される?
粘着テープは、日常生活や産業のさまざまな場面で幅広く利用される便利なアイテムです。
本記事では、テープ基材(支持体)の重要性や、紙・布・フィルム・特殊な用途に応じた粘着テープの種類、テープの性能を向上させるために使用されるラミネート加工技術についてご紹介します。
テープ基材(支持体)とは
テープ基材(支持体)とは、粘着テープの構成要素の一つで、テープの骨格となる部分です。粘着剤を塗布するための土台として機能し、テープ全体の強度や柔軟性、耐久性といった特性を左右します。
一般的には、紙やプラスチックフィルム、布などさまざまな素材が使用され、用途や目的に応じて最適な基材が選ばれます。
基材の選択によって、テープの使用感や性能が大きく変わるため、適切な基材を選ぶことがテープの品質と効果を最大限に引き出すために重要となります。
粘着テープ4分類
粘着テープは、基材や用途に応じて4つの主要なタイプに分類されます。それぞれのテープは特徴が異なるので、用途に適して選ぶことが重要です。
またネクサスエアーでは、「クラフトテープ」「OPPテープ」布テープ」等の段ボール封緘用テープや、「養生テープ」「両面テープ」等の産業用テープなど、さまざまなテープをご用意しておりますので、是非ご検討ください。
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紙粘着テープ
紙粘着テープは、基材に紙を使用したテープです。軽くて扱いやすく、主に梱包や封筒の封止に利用されます。手で簡単に切れるため作業効率が良く、リサイクルも可能です。
ただし、強度が比較的低いため、軽量なものや一時的な使用に向いているといえます。
布粘着テープ
布粘着テープは、基材に布を使用しており、強度や耐久性に優れています。主に梱包や配線の固定、建設現場での補修作業に利用されます。耐水性や耐久性が高く、表面がザラザラしているため滑りにくいという特徴があります。頑丈さが求められる際に最適です。
フィルム粘着テープ
フィルム粘着テープは、プラスチックフィルムを基材としており、透明性や耐候性が特徴です。主に梱包やラベルの固定など、透明性が求められる際に使用されます。また、引っ張りに強く、耐水性にも優れているため、長期間使用する用途にも適しています。
特殊粘着テープ
特殊粘着テープは、特定の用途や環境に対応するために開発されたテープで、防水性や耐熱性、導電性などの機能を持つものがあります。工業用や医療用、電子機器の保護など、専門的な用途に使用されることが多く、その性能は多様なニーズに応じて設計されています。
テープの基材に使用されるラミネート加工技術
テープの基材に使用されるラミネート加工技術は、異なる素材を重ね合わせて強度や機能性を高める方法です。この技術により、テープは耐久性、耐水性、耐熱性を向上させることができます。ラミネート加工では、通常の基材の上に薄いフィルムや他の素材を圧着し、一体化させることで、特定の用途に適した特性を持たせます。
例えば、粘着テープの表面をラミネートすることで、摩耗に強くなるため、特に工業用途や厳しい環境下でも使用可能になります。また、ラミネート加工は、印刷技術とも組み合わせることで、テープの見た目を向上させたり、ブランドのプロモーションに役立てたりすることもできます。このように、ラミネート加工は、機能性だけでなくデザイン性も追求することができる重要な技術です。
粘着テープを適切に選べるようになりましょう
テープ基材(支持体)は、粘着テープの構成要素であり、その強度や耐久性を左右する重要な部分です。
粘着テープは、基材や用途によって紙・布・フィルム・特殊な機能を持つテープの4種類に分類されます。各タイプは異なる特徴を持ち、用途に応じて選ぶことが重要です。
またラミネート加工技術は、異なる素材を重ね合わせることで強度や機能性を向上させ、特に工業用途での耐久性を高める役割を果たします。この技術により、テープの見た目を向上させることも可能です。
ネクサスエアーでは、各種粘着テープを提供しております。
粘着テープをお探しの場合は、ぜひ一度ご相談ください。
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