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物流業界が進める環境(SDGs)への取り組み。資材について知っておきたいこと

2024.07.05

コラム

物流業界が進める環境(SDGs)への取り組み。資材について知っておきたいこと

物流作業

物流業界は国連が提唱するSDGsに賛同し、環境に配慮したさまざまな取り組みを進めています。
本記事では、環境配慮型の資材や、物流業界が持続可能な社会の実現に向けてどのように貢献できるかをご紹介します。

環境(SDGs)に配慮した取り組み

物流業界では、環境に配慮した取り組みが積極的に行われており、持続可能な社会を実現するために、企業は社会的責任を果たすことが求められています。
物流業界は輸送によるCO2排出量が多いため、特に環境への影響が大きい業界でもあり、SDGsの目標達成に向けた取り組みが重要視されています。

SDGsとは

SDGs(Sustainable Development Goals)とは、2015年に国連で採択された2030年までの国際目標です。
17の目標と169のターゲットによって構成され、環境保全をはじめ、貧困の撲滅、飢餓の解消、健康と福祉の向上、教育の普及、ジェンダー平等の達成、持続可能な都市とコミュニティの構築など、幅広い分野で持続可能な開発を目指しています。

物流業界の課題

物流業界は、環境保全、労働環境の改善、エネルギー効率の向上など、多くの課題に直面しています。
CO2排出量の削減、省エネルギー車両への切り替え、最適なルート選定による輸送効率の改善、廃棄物の削減などが求められており、これらの課題に取り組むことでSDGsの目標達成に貢献することを求められています。

環境を考慮した緩衝材

物流業界において欠かせない緩衝材の中にも、環境に配慮したものが登場しており、多くの企業によって利用され始めています。
ここでは、環境に配慮した緩衝材についてご紹介します。

エアー緩衝材

エアー緩衝材とは、物流業界で広く利用されている梱包用緩衝材です。
ネクサスエアーが提供するエアー緩衝材用のフィルムは、植物由来のバイオマスプラスチックを原料に使用しており、環境負荷低減に貢献しています。

さらにフィルムの印字には植物由来のボタニカルインクを使用していますので、同製品を採用いただくことで、環境への配慮といったSDGsのブランディングにも役立つでしょう。

関連ページ:ネクサスエアー「フィルム各種

ダンボール製の緩衝材

ダンボール製 緩衝材

ダンボール製の緩衝材は、高いリサイクル率を誇り、廃棄時の環境への影響が少ないため、エコロジカルな梱包が求められる現代において重宝される緩衝材です。
またダンボール緩衝材は、さまざまな形状にあわせられるため、商品をしっかりと保護しながらも、梱包のコスト効率を高められます。

クラフト紙・更紙

クラフト紙は、未晒しで茶色い強度の高い紙で、梱包材や緩衝材として広く使用されています。ハニカム紙のような特殊な形状のものもあり、優れたクッション性を提供するのがメリットです。
クラフト紙よりも薄い更紙の緩衝材も、使い勝手の良さから多く採用されています。

ネクサスエアーの紙緩衝材製造機は更紙のロールペーパーを使用して高速で緩衝材を供給できますので、圧倒的なコストパフォーマンスと作業効率を実現します。
紙の緩衝材は天然再生紙から作られることが多く、リサイクルが可能で環境に優しいのが特徴です。

発泡緩衝材

発泡緩衝材は、軽量で衝撃吸収性に優れた梱包材です。
主にポリエチレンなどの合成樹脂から作られ、精密機器や壊れやすい商品の保護に用いられます。

環境に配慮した素材で作られたものもあり、コーンスターチを主原料とするものや、リサイクル紙製の発泡緩衝材も存在するのが特徴です。

関連ページ:ネクサスエアー「緩衝材から考える環境改善
関連ページ:ネクサスエアー「エアー緩衝材

環境(SDGs)に配慮したその他の物流・梱包資材

緩衝材以外にも、環境に配慮した資材は多く存在します。
例えば近年、物流の現場でニーズが広がっている、FSC®認証ロゴ入りのダンボールもその一つです。

FSC®認証は森林を守るための国際的な認証制度で、適切な森林管理を広めることを目的としており、この認証を受けたダンボールは原材料の調達が責任を持って行われていることを示しています。

資材の選択以外で物流業界が環境へ配慮していること

物流 環境問題

物流業界は、環境負荷低減のために様々な取り組みを行っています。
その一つがグリーン物流パートナーシップです。

グリーン物流パートナーシップは、物流業界全体での環境負荷低減と持続可能な仕組みの構築を目指した取り組みで、業界内の情報共有と協力を促進し、環境に優しい物流の実現を推進しています。
企業や団体が連携して、エネルギー効率の向上やCO2排出削減を目指すプロジェクトを実施しています。

この取り組みの重要な側面の一つとして、情報共有があげられます。
物流業界の各企業が持つ環境への配慮の取り組み、ノウハウを共有することで、業界全体のSDGsを促進させます。

また、CO2の排出削減にむけて共同配送の取り組みが進められています。
複数の事業者が協力して積載効率を上げることで、トラックの空きスペースを有効活用し、輸送時のエネルギー消費と輸送コストを削減します。

これらの取り組みを通じて、物流業界は持続可能な社会の実現に向けて一丸となって取り組んでいます。
業界全体での協力と情報共有を通じて、さらに多くの企業が環境に配慮した物流を実現できるようになることが期待されています。

物流業界の環境に配慮した取り組みは不可欠

物流業界は、環境負荷の軽減に向けてSDGsへの積極的な取り組みが求められています。
CO2排出削減やリサイクル可能な資材の活用、モーダルシフト(トラック輸送から鉄道や船舶での輸送に転換すること)や共同配送など、これらの取り組みを通じて、持続可能な社会を実現するため、企業の社会的責任を果たさなければなりません。

ネクサスエアーでは、植物由来のバイオマスプラスチックを原料とした、環境に配慮したエアー緩衝材を提供しています。
SDGsへの取り組むなかで、環境に配慮した緩衝材や梱包資材をお探しの方は、ぜひ一度ご相談ください。

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