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2024.08.09
自動梱包機の導入前に知っておきたい!自動梱包ラインで効率化できること
ECサイト利用者の増加と少子高齢化による労働人口の減少に伴い、物流業界では全体的に人手不足が深刻です。しかし、自動梱包機を導入し梱包ラインを構築することで、効率的に業務を進めることができ、人手不足を補うことが可能です。
この記事では、自動梱包機の導入を検討している方に向けて、自動梱包ラインの構築による効率化やメリット、そして導入までの流れについてご紹介します。
自動梱包ラインとは
自動梱包ラインは、物流の梱包業務において「梱包から送り状の貼り付けまで」を自動または半自動で行う設備です。この設備を活用することで、多様な業務を効率的に自動化できます。各機械を単体で使用するのではなく、シュリンク包装、製函、封函、ラベラー(送り状などを発行して貼り付ける機械)などをラインとして連携させることで、梱包作業を一連の流れで進めることが可能です。
自動梱包ラインの導入は梱包業務の効率化に繋がりますが、相応の初期費用が発生するため、自社の出荷量や事業規模に合った機械を選定する必要があります。また、故障時の保守対応、メンテナンスや維持のコストも選定時の重要なポイントです。
自動梱包ラインで対応できること
自動梱包ラインの構築により、次の4つの作業を効率化できます。
- 自動梱包ラインの構築により、次の4つの作業を効率化できます。
- エアー緩衝材
- 送り状の自動貼り付け
- 検品作業
まず、自動梱包ラインを導入することで、商品をダンボールに自動で梱包できるようになります。商品はコンベヤに乗せられ、適切なサイズのダンボールが選ばれ、その中に商品が配置されます。最後にダンボールが閉じられ、次の工程に進みます。
次に、エアー緩衝材を使用した梱包の自動化が可能です。これは特に壊れやすい商品や高価な商品の保護に有効です。さらに、ダンボールに送り状を自動で貼り付ける機能も備えています。最後に、自動検品システムを活用することで、誤った商品が出荷されるのを防ぐことができます。
ネクサスエアーでは、自動梱包機や自動梱包ラインの設計と提案が可能です。例えば、メール便自動梱包機のメルパックラインは、1時間で最大約1,000個の商品を梱包できます。また、メール便簡易梱包タイプのプライムパックラインは、1時間で最大約1,200個の商品を梱包することが可能です。さらに、ダンボール梱包タイプのシュリンクパックラインも、1時間で最大約1,200個の商品を効率的に梱包できます。
関連ページ:ネクサスエアー「自動梱包機」
自動梱包ラインを導入するメリット
自動梱包ラインを導入することで、「梱包効率の向上」と「人件費の削減」というメリットが受けられます。
手作業に比べて速く大量の製品を包装できるため、梱包作業の効率が大幅に向上します。これにより、作業時間を削減しつつ一貫した品質を保ちながら、出荷数を増加させることが可能です。また、自動梱包機を導入することで、手作業よりも梱包の質が均一化され、無駄な廃棄物や不良品の減少も期待できます。
特に梱包量が多い現場では、自動梱包ラインの導入を検討するのをおすすめしています。
自動梱包ラインの導入までの流れ
自動梱包ラインを導入するまでの流れを大きく分けて4つのステップで紹介します。
STEP1. ヒアリング
まず、お客様のニーズや要件を詳しくヒアリングします。どのような製品を梱包するのか、出荷量、予算などを確認します。
STEP2. 現場調査
次に現場を訪問して、梱包作業の実際の状況を把握します。作業スペースや作業フロー、人員配置、既存の梱包プロセスなどを調査します。
STEP3. 機材導入
自動化する作業が決まったら、適切な梱包機械を選定して導入します。例えば、製函機や封函機、シュリンク梱包機、バブルシート包装機など、機械の性能やサイズ、保守対応を考慮して選定します。
STEP4. 運用レクチャー
導入後は、スタッフに機械の操作方法やトラブルシューティングをレクチャーします。適切なトレーニングを受けたスタッフが梱包ラインを効率的に運用できるよう、サポート体制を整えます。
自動梱包機を導入し物流業務の生産性向上を実現
自動梱包ラインの導入は、梱包業務の効率化や資材コストの削減に繋がります。導入前に初期費用や導入後のランニングコストを具体的に把握することが重要です。
ネクサスエアーでは、自動梱包機や自動梱包ラインの設計・提案を行っております。自動梱包機や自動梱包ラインの導入を検討されている方は、ぜひ当社までご相談ください。
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